【北斗校】ウクライナ人道支援募金についての活動報告!
令和3年度生徒会最後の仕事として、現在戦闘状態が続くウクライナにおいて被害を受けている民間人の方々への人道支援のための募金活動を3月8日より開始しました。
募金活動を始めるにあたりこの活動の発起人となった生徒たちは全校生徒の前で演説を行いました。
「戦争はいけない」と教わってきた私たちが、今この状況を見ているだけでいいのか。この活動は苦しんでいる民間人のための活動であり、「ウクライナに側ついた」「ロシアは敵だ」という考えはない。ロシアでも勇気ある人々が日々反戦デモを起こしている、そういうロシアの人々の力にもなれないか。など、大人もはっとするような演説に多くの生徒が真剣に聞き入っていました。
演説後、発起人の生徒たちにインタビューをしました。
ーーどんな思いからこの活動を始めようと思ったのですか?
「最初は、日本にいるから何もできないんじゃないかとか、自分が一人動いたところで実際にどう影響するかわからないし、戦争も経験してない自分たちが口を出して関わっていいことなのかすらわからなかったんですけど、実際に動いている人が身近にいて、それを見て日本にいる一人の生徒でもできることはあると思い、動かなきゃいけないなと思いました。」
ーーこの活動を通してどんなことを伝えたいですか?
「先ほど言ったように、日本にいるから何もできないとか、子どもだから、大人だから、一人が動いたところでどうなんだとか、いろいろ理由をつけて動かないってことがあると思うんですけど…。なんか選挙と一緒ですね。実際に行動してみたら、今置いてある募金箱を見てもわかるように、苦しんでいる人々を助けたいという想いに協力してくれる人がこんなにいるんだってわかったし、動いてみて損はないということを伝えたいです。今後いろんな活動をしていく上でもひとつの良い経験になりました。」
今回みなさんの協力で集まった支援金を責任を持って現地の支援に使ってもらえるよう、今後も活動は続くと言っていました。一日でも早くこの悲惨な状況が終息するよう願っています。